2010年04月20日

【ゆうゆうLife】老いと生きる 女優・三原じゅん子さん(45)(産経新聞)

 ■通所介護施設立ち上げ 介護する母、自らの病が契機

 女優の三原じゅん子さんは3月、東京都三鷹市に通所介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンさせた。「介護事業所を運営するのが夢だった」と三原さん。その思いを強くしたのは父親の介護をした母の姿と自身の闘病体験だった。(文 佐久間修志)

 入所者は現在(3月中旬)は6人、スタッフは8人です。以前から車いすバスケットとか介助犬のイベントに参加していましたけど、一番興味があったのは介護でした。戦後の昭和を闘ってきた人が寂しく過ごしているのって何かおかしいなって。行政に違和感を覚えていたのかな。

 自分のおじいさんやおばあさんに接することはなかったんです。父方の両親は生まれたときにはいなくて、母方は疎遠になっていました。でも母がおばあちゃん子で、いつも話を聞いていたんです。昔ながらのいろんなことを教えてくれて、それですごく大切な存在なんだなって。

 実際に介護の大変さを見たのは15年前、脳梗塞(こうそく)で父が倒れたときでした。片まひや言語障害もあって大変でした。治りかけたら、もう1回(脳梗塞が)来て。母が介護しましたが、薬の副作用で痴呆(ちほう)のようになり、それが治まると、今度は引きこもりや鬱(うつ)が始まって。

 もともと病弱で、働いているのを見たことがないような父でしたけど、亭主関白的なところがあって。母が気の毒だと思っていました。母は50歳でしたけど、まったく自分の時間を持てない。「どこにも行けないよ〜」って言っていました。

                □ ■ □

 自分の子宮頸(けい)がんが発覚したのは一昨年の人間ドックでした。バンドメンバーの親戚(しんせき)が病院の関係者で、「一緒に受けよう」って言って、受けたらビンゴでした。日本人の2人に1人はがんになると言われていますけど、宣告されると、「がんイコール死」と思ってしまいますね。

 手術は成功しましたが、ベッドの上でいろんなことを考えました。早いうちに再発・転移って起きてくるんだろうなとか。そう思ったとき、今までの三原じゅん子は死んだような気持ちになったのかな。もう自分のために生きるのは違うなって、うん。

 今まではスケジュールが空いたら、無理やり仕事を入れるタイプ。働いていない人が、すごく悪いことをしているように思える人だった。でも、健康がどんなに大切なのかと考えてから、周りの人の健康が気になりだして。自分の持っているものを全部なげうってでも介護施設を作ろうって思ったんです。

                □ ■ □

 退院後、介護事業をしている人からいろんなお話をうかがい、去年の春ごろに動き出しました。事務所のスタッフには反対されましたね。実際、笑っちゃうくらい大変でしたから。

 去年の秋ごろに物件を見つけて契約、リフォーム。機材を集めて、スタッフを募集して、面接して雇用契約して…。全部クリアになってから事業所の申請。本当は2月にオープンしたかったんですけど、書類を全部集めるのに年をまたいでしまって。開所の日はホッとしたのが一番ですね。責任がすごく重くのしかかってましたから。

 介護はスタッフに任せています。私は管理者と話をしたり、「みなさんご苦労さま」と声をかける程度。「三原じゅん子」が施設の売りではないので。施設でなんとなくお茶を飲んだりしてるんですよ。声? かけられません。おばあちゃんたちは(三原じゅん子を)分かっていないんでしょうね。「何この人、たまにくるけど、派手めの人ね」って。

 今はお年寄りの姿を見ながら、夢が実現したという感覚よりは夢の途中。とりあえず一歩踏み出したという気持ちはあるんですけど、思ったより大変ですから。入居者さんはなかなか集まらないし、職員さんの報酬は少ない。でも、やらないでいたんじゃ何にもならないですしね。

                   ◇

【プロフィル】三原じゅん子

 みはら・じゅんこ 昭和39年、東京都生まれ。54年にTBS「3年B組金八先生」で人気を呼び、その後も女優、歌手として活躍の場を広げる。出演作はNHK連続テレビ小説「すずらん」、大河ドラマ「功名が辻」ほか多数。カーレーサーとして活動した時期もあり、現在もバンド活動を行っている。

福島党首、石原知事の発言「人種差別」と批判(読売新聞)
「新しい時代の桜咲かせたい」=鳩山首相(時事通信)
<三浦和義さん>妻が産経などを提訴 名誉棄損で(毎日新聞)
<北名古屋市長選>長瀬氏が再選 愛知(毎日新聞)
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2010年04月09日

ネット競売でブランド物出品、落札者宅から盗む(読売新聞)

 神奈川県警港南署は2日、横浜市南区別所、無職堀内慶子被告(37)(窃盗罪で起訴)を、窃盗容疑で横浜地検に追送検した。

 発表によると、堀内被告は昨年12月17日、東京都江戸川区の自営業女性(40)宅から現金約160万円とブランド品のバッグなど計約140点(時価約2100万円相当)を盗み、同月22日にも、横浜市南区の知人男性(73)宅から現金約130万円と貴金属など計55点(時価約340万円相当)を盗んだ疑い。

 同署は、インターネットオークションで自分が出品したブランド品を何度も買った人やブランド品を身に着けている知人の家を狙って空き巣を繰り返していたとみている。

 調べに対し「新作のブランド品を買うため、お金が欲しくて盗んだ」と供述している。

 堀内被告は同月2日、同市港南区の建設業男性(40)宅に侵入し、現金約2万円と高級腕時計など約20点(時価約250万円相当)を盗んだとして、同署が1月7日、窃盗容疑で逮捕していた。

奨学金・公営住宅見直し 大阪府、財政再建へ6事業(産経新聞)
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参院のみの押しボタン、隣から手届く場所(読売新聞)
<訃報>中村寛之助さん81歳=元協和発酵工業社長(毎日新聞)
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2010年04月08日

<阿久根市>市長要求で市職労の事務所移転(毎日新聞)

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長から、市庁舎内の事務所の明け渡しを求められていた市職員労働組合(約200人)が1日、近くの新事務所に移転した。花木伸宏委員長は「断腸の思いだが、地域のさらなる混乱を避けるため退去した」と話した。

 一方、竹原市長が元係長の懲戒免職処分を無効とした鹿児島地裁の決定に従わず、賃金の支払いも拒否している問題で、鹿児島地検は1日、元係長の代理人の弁護士が労働基準法違反(賃金不払い)容疑で出した告発状を受理したと発表した。【馬場茂】

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